人気ナンバーワン!黒部ダム

人気ナンバーワン!黒部ダム

映画にもなっている有名なダム!

富山県中新川郡立山町の黒部川水系・黒部川に黒部ダムがあります。名前くらいは知っているという人も多いのではないでしょうか。このダムは日本を代表するアーチ式コンクリートダムで、主に水力発電の水を確保することを目的として関西電力が建設しました。堤高186mは現在でも日本一で、富山県で最も高い建造物です。

黒部ダムが建設されるまで

黒部川は水量が多く、大正時代から水力発電所の設置が可能な場所として知られていました。高度経済成長によって電力不足となり、関西電力は社運をかけた大規模なプロジェクトとして、戦前から計画されていた黒部ダムの建設計画を再び立ち上げました。総貯水容量は約2億トン、総工費は513億円でした。作業人数は1000万人で、建設工事は苦難となり、171人が殉職されました。
このような大規模・苦難のあるプロジェクトが記録映画になったり、三船敏郎・石原裕次郎主演の「黒部の太陽」という映画が作られたりしたことでも有名となりました。
近年でも、2002年末のNHK紅白歌合戦で中島みゆきが「地上の星」を黒部川第四発電所前駅構内のトンネル内で歌ったり、2009年3月にフジテレビの開局記念ドラマとなっていたりと、メディアでも度々取り上げられています。

観光スポットとしての黒部ダム

黒部ダムは世界的にも大規模なダムで、名勝の中部山岳国立公園が周辺にあるので、観光客が大勢訪れています。また、毎年6月下旬から10月中旬には「観光放水」が行われています。
後立山連峰の自然豊かな扇沢が「立山黒部アルペンルート」です。全長5.4kmという関電トンネルを抜け、なだらかで美しいアーチを描いた世界屈指の黒部ダムが見えてきます。このルートの魅力は、立山連峰のすばらしい景観や日本でここにしかない乗り物です。アルプス直下を日本唯一のトロリーバスが走り、抜群の眺めを満喫できるロープウェイ等、ここでしか体験できない乗り物に乗って、気軽にアルプスを楽しめます。
黒部ダムの玄関口である大町・白馬・安曇野は、美術館・博物館も多く、四季折々の花々などの、日本の美しい風景がたくさん点在しています。

記事まとめ

富山県にある黒部ダムはメディアでもよく紹介される、知名度・人気ナンバーワンのダムです。
黒部川の豊かな水源を水力発電の水として確保する、関西地方の経済活動にも非常に重要なダムであり、実用・観光スポットとして欠かせない建造物となっています。